パスポートの小話

天皇陛下はパスポートを持っているの?
パスポートは持っていません。天皇と皇后は国際慣習上国家元首という位置づけによりパスポートは必要ないことになっています。

ページの残りが足りなくなった場合はどうするの?
増補しましょう。しかし、 1回しか認められないので、2回目からは新規発給手続きとなります。手続き方法は、住民票のある都道府県の旅券事務所に行き、「一般旅券査証欄増補申請書」を提出しましょう。そうすれば、増補(すべて査証用ページ)がパスポートの末尾に挿入・編綴されます。増補は40ページできます。ちなみに、新規で申請する際に最初から40ページ多い状態で発給依頼することも可能です。手数料2500円かかります。仕事などで海外や日本を行き来するビジネスマンが良く行っている手続きのひとつです。


パスポート盗難・紛失してしまったらどうするの?
渡航先で旅券を盗難の被害にあってしまい紛失してしまった場合というのは実はよく起こっています。日本のパスポートは外国ではとっても価値のあるものと思われていますので、日本人は狙われやすいのです。日本人以外にも、一番狙われやすいのはアメリカ人です。外国ではパスポートは「日本国民」であるという国際的な身分証明書なので、再発行されるまで日本に帰国することができません。ちなみに、団体旅行の搭乗員がパスポートをまとめて保管することはできませんので、個人的にしっかりと保管しておく必要があります。

パスポートの姓の変更をしたい場合どうすればよいのですか?
姓が変わったりしてパスポート記載事項が変更になった場合は新規発給申請をする必要があります。手数料900円で訂正をしてくれます。

子供のパスポートはもてますか?
持てます。旅券法改正によって、パスポートは年令に関係なく一人一冊持つことができます。

リビア入国に関する注意点とは?
2007年11月以降リビアに入国する際にはアラビア語併記の無いパスポートを持っていないと入国できないことになりました。そのため、リビアに行くときには必ずパスポートにアラビア語併記の手続きをしておく必要があります。